Raspberry Pi を用いた KVM over IP。
TinyPilot
Raspberry Pi を用いた KVM over IP で、Raspbean などOSが入った状態で、必要なソフトウェアをインストールして使用する。
画面は、USBに接続したHDMIキャプチャディバイスか、カメラ用のCSIで取得され、操作は、USB Type-c の OTG で行われる。電源供給も Type-c で行われるため、接続したPCから必要な電力が供給できない場合、スプリッタなどを用意/DIYする必要がある。
有償版の TinyPilot Pro では、仮想ドライブマウントやパスワード認証などが可能になる。
セットアップ
Raspberry Pi OS のセットアップ
Raspberry Pi のサイトからOSイメージを取得して、Raspbean をセットアップする。
TinyPilot をインターネット経由でインストールするため、ネットワークを使える状態にし、コマンドが打てる状態にする。
TinyPilot のインストール
コンソールから下記コマンドを実行して、インストールする。終わればリブートがされ、TinyPilot が使える状態で立ち上がってくる。
curl \
--silent \
--show-error \
https://raw.githubusercontent.com/tiny-pilot/tinypilot/master/quick-install | \
bash - && \
sudo reboot
IP-KVM へアクセス
ブラウザから TinyPilot をインストールした Raspberry Pi にアクセスする(Raspbean の初期値だと http://raspberrypi/ )。
ブラウザに接続先の画面が表示され、キーボードとマウス操作が接続先へ送られる。
最終更新時間:2021年11月26日 18時23分00秒 指摘や意見などあればSandBoxのBBSへ。