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Java/FrontPage-20150715

INDEX

Javaの実行環境と開発環境など

Oracle Java JDK,JRE

Javaの開発元である(Sun Microsystems 社を買収した) Oracle 社の開発環境と実行環境。JDKに含まれるツールは、Java/CmdToolのページ参照。

長らく java.sun.com で公開されていた日本語ドキュメントは 2012/03/25 で公開停止となった模様。1.3, 1.4, 5.0, 6.0 それぞれの日本語ドキュメントは OTN の“Java SE 旧バージョン日本語ドキュメントアーカイブ”からダウンロード出来る(ただし、tar での配布)。Java SE 日本語ドキュメントアーカイブ で、HTMLファイルを圧縮し(1.3, 1.4, 5.0 は tar、6.0, 7, 8 は zip)、提供されている。2012/04/11より docs.oracle.com で日本語ドキュメントが公開されるようになった。OTN の“Java SE API & ドキュメント”で各ドキュメントが参照可能(以前の java.sun.com ドメインのも参照可能になってる OTNへ飛ばされる)。

アップデート番号 と ライフサイクル(終了ポリシー)

  • アップデート番号 (7u25 (2013-06-19 リリース) より)
    • Limited Update が20の倍数、CPUは5の倍数(偶数の場合は+1で奇数に)

Javaインストール時にサードパーティのスポンサのオファーが提示されないようにする

Javaのインストール中に(Ask Toolbar など)サードパーティのソフトウエアがインストールされる(途中でインストールしないように選択は出来るが)。Java 7 Update 65 (7u65) および Java 8 Update 11 (8u11) 以降( Mac OS X は 8u40 以降)から、インストラーの起動時まはた設定で表示されないように出来る。

  • Javaコントロール・パネルで無効化する
    • 7u65 および 8u11 リリース以降から無効化するオプションが追加された。
    • 「詳細」タブで「Javaの更新時にスポンサのオファーを表示しない」にチェックをする。
    • 32bit, 64bit のWindows および 8u40 以降の Mac OS X で適用される。
  • コマンドラインオプションを指定してインストラーを起動する
    • コマンドライン引数“SPONSORS=0”を指定してインストーラーを起動する。
    • Windows 版 7u55 以降、Mac OS X 版 8u40 以降で有効。
  • Deployment Configuration Properties で設定する
    • %USERPROFILE%\AppData\LocalLow\Sun\Java\Deployment\deployment.properties に install.disable.sponsor.offers=true を設定する

 Java SE 8

 Java SE 7

※アップデート番号は、u9 よりCPUは奇数が使われる。7u25 より、Limited Update が20の倍数、CPUは5の倍数(偶数の場合は+1で奇数に)となる。

※7 Update 4 から JDK のサポートに Mac OS X が追加された。u6 から JRE に Mac OS X 、JDK に ARM アーキテクチャ Linux が追加。7u40 から Retina Display 対応。

※8 が 2014-03-18 にリリースされたため、1年後の 2015年3月で Java SE 7 の公式アップデート終了となる(見込み) see: Java SE 7のパブリック・アップデートの終了通知 (java.com) 2014-10-15 CPU にて、java.com の提供が Java7 から Java8(8u25) へ変更。

※2015年上半期に JRE7 から JRE8 へ自動更新。 see:Java 8: Not Just For Developers Any More (Henrik on Java)

 それ以前

過去のバージョン(アップデートも含む)は、Oracle Java Archive からダウンロード出来る。また、Java 1.3, 1.4, 5.0, 6.0 の日本語ドキュメントは、“Java SE 旧バージョン日本語ドキュメントアーカイブ”からダウンロード出来る。

OpenJDK

http://openjdk.java.net/

Sun JDK をオープンソース化した JDK。

 OpenJDK 6

http://openjdk.java.net/projects/jdk6/

OpenJDK 7 のコードをベースに Sun JDK 6 へ対応をしている。

 OpenJDK 7

http://openjdk.java.net/projects/jdk7/

gcc - GNU Compiler Collection

GNU Compiler Collection(GCC)の一部として開発されており、gcc の標準パッケージの中にも Java コンパイラ gcj が含まれている。

 gcj - The GNU Compiler for the Java

http://gcc.gnu.org/java/

Sun Java との互換性は、J2SE 1.4 の標準ライブラリの99%がカバーされており、Tomcat や Eclipse が動作するくらいをカバーできている。1.5 から追加されたアサーションやジェネリックスは、これから?

 GNU Classpath

http://www.gnu.org/software/classpath/

GNU project による Java の基本的なライブラリ。

MSJVM - Microsoft Java Virtual Machine

Sunとの特許侵害の係争により、マイクロソフトは自社開発の Java VM である Microsoft Java VM (MSJVM) サポートを 2007年12月31日で終了する。インストールされているJava VMのバージョンなどを確認する必要があるなら、マイクロソフトが提供している「Microsoft VM 診断ツール」を利用する。

Java on Linux with alternatives

Linux の場合、既に gcc のJavaコンパイラが入っている場合がある。そのとき、alternatives が利用されている場合がある。/usr/bin/java が /etc/alternatives/ へのシンボリックリンクになっている場合は、alternatives が利用されている。

 リンクされているバージョンなど設定を見る

alternatives --display java
alternatives --display javac

 新たにJavaを追加する

JDK 1.6.0 u1 を /usr/java/jdk1.6.0_01/ にインストールした場合。1601 は優先順位でAutoにした場合に、一番高い物が選ばれる。

alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/jdk1.6.0_01/bin/java 1601
alternatives --install /usr/bin/javac javac /usr/java/jdk1.6.0_01/bin/javac 1601 \
   --slave /usr/bin/javadoc javadoc /usr/java/jdk1.6.0_01/bin/javadoc \
   --slave /usr/bin/jar     jar     /usr/java/jdk1.6.0_01/bin/jar \
   --slave /usr/bin/javah   javah   /usr/java/jdk1.6.0_01/bin/javah

 設定を変更する

alternatives --config java
alternatives --config javac

MergeDoc - 日本語ドキュメントソースの作成

Java/MergeDoc へ移動。

日本語ドキュメントは、1.3, 1.4, 5.0, 6.0 までは OTN からアーカイブを入手できる。また、Java 7 に関しては Oracle は日本語ドキュメントを用意していない。 (2013-05-14 公開)

ちなみに、Java 6 までは既に End of Life (EOL) になっている(Java 6 は2013年2月のCUPでの 6u39 6u41 6u45 が最後)。

最終更新時間:2015年07月15日 13時41分54秒 指摘や意見などあればSandBoxのBBSへ。