INDEX
Javaの実行環境と開発環境など
Oracle Java JDK,JRE
Javaの開発元である(Sun Microsystems 社を買収した) Oracle 社の開発環境と実行環境。JDKに含まれるツールは、Java/CmdToolのページ参照。
長らく java.sun.com で公開されていた日本語ドキュメントは 2012/03/25 で公開停止となった模様。1.3, 1.4, 5.0, 6.0 それぞれの日本語ドキュメントは OTN の“Java SE 旧バージョン日本語ドキュメントアーカイブ”からダウンロード出来る(ただし、tar での配布)。Java SE 日本語ドキュメントアーカイブ で、HTMLファイルを圧縮し(1.3, 1.4, 5.0 は tar、6.0, 7, 8 は zip)、提供されている。2012/04/11より docs.oracle.com で日本語ドキュメントが公開されるようになった。OTN の“Java SE API & ドキュメント”で各ドキュメントが参照可能(以前の java.sun.com ドメインのも参照可能になってる OTNへ飛ばされる)。
- http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/index.html
- http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
- http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/javase/documentation/api-jsp-316041-ja.html
- http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/java-sun-1440465-ja.html
アップデート番号 と ライフサイクル(終了ポリシー)
- アップデート番号 (7u25 (2013-06-19 リリース) より)
- Limited Update が20の倍数、CPUは5の倍数(偶数の場合は+1で奇数に)
- Javaテクノロジーのパブリック・アップデートの終了ポリシー
- http://www.oracle.com/technetwork/java/eol-135779.html
- http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/eol-135779-ja.html (日本語)
- メジャー・リリースの一般提供の開始(GA)日から3年間
- 後続のメジャー・リリースから1年間
- java.com で後続のメジャー・リリースに設定されてから6カ月間
Javaインストール時にサードパーティのスポンサのオファーが提示されないようにする
Javaのインストール中に(Ask Toolbar など)サードパーティのソフトウエアがインストールされる(途中でインストールしないように選択は出来るが)。Java 7 Update 65 (7u65) および Java 8 Update 11 (8u11) 以降( Mac OS X は 8u40 以降)から、インストラーの起動時まはた設定で表示されないように出来る。
- Javaコントロール・パネルで無効化する
- 7u65 および 8u11 リリース以降から無効化するオプションが追加された。
- 「詳細」タブで「Javaの更新時にスポンサのオファーを表示しない」にチェックをする。
- 32bit, 64bit のWindows および 8u40 以降の Mac OS X で適用される。
- コマンドラインオプションを指定してインストラーを起動する
- コマンドライン引数“SPONSORS=0”を指定してインストーラーを起動する。
- Windows 版 7u55 以降、Mac OS X 版 8u40 以降で有効。
- Deployment Configuration Properties で設定する
- %USERPROFILE%\AppData\LocalLow\Sun\Java\Deployment\deployment.properties に install.disable.sponsor.offers=true を設定する
- 参考
- サード・パーティのスポンサのオファーなしでJavaをインストールするにはどうすればよいですか。
- オフライン版でインストールすれば良い (#2838740) | Javaランタイム、Ask Toolbarのバンドルを打ち切って代わりにYahooと提携 | スラド
- http://it.srad.jp/comments.pl?sid=661642&cid=2838740
Java SE 8
- Java APIs JavaDoc
- Download page
- http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
- Windows XP 対象外(Vista以降でインストール可能)。 see:Windows XPとJava (java.com)
- 最新版 JDK/JRE 8u45 (2015-04-15 リリース)
Java SE 7
- Java APIs JavaDoc
- http://docs.oracle.com/javase/7/docs/api/
日本語のJavaDocってもう出ないのかな。(2013-05-14 日本オラクルが日本語文書を公開)- http://docs.oracle.com/javase/jp/7/api/
- Download page
- http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
- Windows XP サポート対象外(Vista以降のみ、インストールは可能)。 see:Windows XPとJava (java.com)
- 次の4月のCPUで公開アップデートは終了(4/30でサポート終了)
- 最新版 JDK/JRE 7u79/80 (2015-04-15 リリース)
※アップデート番号は、u9 よりCPUは奇数が使われる。7u25 より、Limited Update が20の倍数、CPUは5の倍数(偶数の場合は+1で奇数に)となる。
※7 Update 4 から JDK のサポートに Mac OS X が追加された。u6 から JRE に Mac OS X 、JDK に ARM アーキテクチャ Linux が追加。7u40 から Retina Display 対応。
※8 が 2014-03-18 にリリースされたため、1年後の 2015年3月で Java SE 7 の公式アップデート終了となる(見込み) see: Java SE 7のパブリック・アップデートの終了通知 (java.com) 2014-10-15 CPU にて、java.com の提供が Java7 から Java8(8u25) へ変更。
※2015年上半期に JRE7 から JRE8 へ自動更新。 see:Java 8: Not Just For Developers Any More (Henrik on Java)
それ以前
過去のバージョン(アップデートも含む)は、Oracle Java Archive からダウンロード出来る。また、Java 1.3, 1.4, 5.0, 6.0 の日本語ドキュメントは、“Java SE 旧バージョン日本語ドキュメントアーカイブ”からダウンロード出来る。
- Java 1.1 (最終版 1.1.8_010)
- J2SE 1.2 (最終版 1.2.2_17)
- J2SE 1.3 (最終版 1.3.1_20)
※Solaris8 のみ 最終版 1.3.1_26 (2009-08-05 現在)- http://docs.oracle.com/javase/1.3/docs/api/
- http://docs.oracle.com/javase/jp/1.3/api/ ※1.3.0
- ※Java SDK のみ 1.3.1_28 Vintage Windows がある
- ※Solaris8 のみ SDK 1.3.1_29 / JRE 1.3.1_27 が最終版
- J2SE 1.4.2 (最終版 1.4.2_19)
- http://docs.oracle.com/javase/1.4.2/docs/api/
- http://docs.oracle.com/javase/jp/1.4/api/ ※1.4.0
- ※Solaris 9,10 / Java for Business は、JDK/JRE 1.4.2_41 (2013-02-02 現在 多分)
- J2SE 5.0 (最終版 JDK/JRE 5.0 Update 22)
- http://docs.oracle.com/javase/1.5.0/docs/api/
- http://docs.oracle.com/javase/jp/1.5.0/api/
- ※Solaris 9 / Java for Business は、JDK/JRE 5.0 Update 71 (2014-07-16 現在 多分)
- Java SE 6 (最終版 JDK/JRE 6 Update 45)
- http://docs.oracle.com/javase/6/docs/api/
- http://docs.oracle.com/javase/jp/6/api/
- ※Java for Business は、JDK/JRE 6u81 (2014-07-16 現在 多分)
OpenJDK
Sun JDK をオープンソース化した JDK。
OpenJDK 6
http://openjdk.java.net/projects/jdk6/
OpenJDK 7 のコードをベースに Sun JDK 6 へ対応をしている。
OpenJDK 7
http://openjdk.java.net/projects/jdk7/
gcc - GNU Compiler Collection
GNU Compiler Collection(GCC)の一部として開発されており、gcc の標準パッケージの中にも Java コンパイラ gcj が含まれている。
gcj - The GNU Compiler for the Java
Sun Java との互換性は、J2SE 1.4 の標準ライブラリの99%がカバーされており、Tomcat や Eclipse が動作するくらいをカバーできている。1.5 から追加されたアサーションやジェネリックスは、これから?
GNU Classpath
http://www.gnu.org/software/classpath/
GNU project による Java の基本的なライブラリ。
MSJVM - Microsoft Java Virtual Machine
Sunとの特許侵害の係争により、マイクロソフトは自社開発の Java VM である Microsoft Java VM (MSJVM) サポートを 2007年12月31日で終了する。インストールされているJava VMのバージョンなどを確認する必要があるなら、マイクロソフトが提供している「Microsoft VM 診断ツール」を利用する。
Microsoft Java Virtual Machine (MSJVM) サポート- Microsoft VM が含まれているこれまでのリリースの一覧
- Microsoft Java VMを手動で削除する方法 (@IT)
Java on Linux with alternatives
Linux の場合、既に gcc のJavaコンパイラが入っている場合がある。そのとき、alternatives が利用されている場合がある。/usr/bin/java が /etc/alternatives/ へのシンボリックリンクになっている場合は、alternatives が利用されている。
リンクされているバージョンなど設定を見る
alternatives --display java alternatives --display javac
新たにJavaを追加する
JDK 1.6.0 u1 を /usr/java/jdk1.6.0_01/ にインストールした場合。1601 は優先順位でAutoにした場合に、一番高い物が選ばれる。
alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/jdk1.6.0_01/bin/java 1601 alternatives --install /usr/bin/javac javac /usr/java/jdk1.6.0_01/bin/javac 1601 \ --slave /usr/bin/javadoc javadoc /usr/java/jdk1.6.0_01/bin/javadoc \ --slave /usr/bin/jar jar /usr/java/jdk1.6.0_01/bin/jar \ --slave /usr/bin/javah javah /usr/java/jdk1.6.0_01/bin/javah
設定を変更する
alternatives --config java alternatives --config javac
MergeDoc - 日本語ドキュメントソースの作成
Java/MergeDoc へ移動。
日本語ドキュメントは、1.3, 1.4, 5.0, 6.0 までは OTN からアーカイブを入手できる。また、Java 7 に関しては Oracle は日本語ドキュメントを用意していない。 (2013-05-14 公開)
ちなみに、Java 6 までは既に End of Life (EOL) になっている(Java 6 は2013年2月のCUPでの 6u39 6u41 6u45 が最後)。
最終更新時間:2015年07月15日 13時41分54秒 指摘や意見などあればSandBoxのBBSへ。